2018年3月、JGC修行の最終回、メルボルンでのF1オーストラリアGPに行ってきました。私にとっては、10年ぶり、5度目の海外F1観戦になります。
フェラーリとミハエル・シューマッハの黄金時代であった2000年代。私が見ていない間に、レッドブルとセバスチャン・ベッテルの時代があり、今ではメルセデス1強時代だとか。
F1速報を買って事前に予習はしたものの、マシンとドライバーとカーナンバーとヘルメットの色が一致しない。(ヘルメットの色は、同じマシンに乗る2人のドライバーを特定するのに意外と重要だったりする。)
久しぶりだし、子連れだし、昔のように楽しめるかしら?との思いはありましたが、実際にはレースはもちろん、レースの合間に行われるイベントも、最高に楽しめました!!
今回は、SFC修行僧やJGC修行僧にもオススメ、F1オーストラリアGPのお楽しみイベント、エアフォースショー(航空ショー)をご紹介します。
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RAAFによる航空ショーは毎日開催
2018年のF1オーストラリアGPは、3/22木〜3/25日の4日間で行われました。
F1の決勝は最終日の夕方の2時間。それまでの間は、F1のフリー走行や予選だけでなく、ポルシェなどのサポートレースが行われています。
意外と盛り上がるのが、レースの合間に行われる、王立オーストラリア空軍(Royal Australian Air Force、RAAF)よる航空ショー。木曜に1回、金曜に1回、土曜に2回、日曜に3回。
これだけでも、F1観戦にきた甲斐があったと思えるくらい、(すっかり飛行機好きになってしまった私にとっては)素晴らしいものでした♡
4日間のイベントスケジュールは下記のようになっています。航空ショーは赤枠部分。
木曜はRoulettes(6機のアクロバット飛行)
金曜もRoulettes(6機のアクロバット飛行)
土曜はRoulettes(6機のアクロバット飛行)とF/A18ホーネット(戦闘機)
日曜はRoulettesとF/A18戦闘機に加え、C-17グローブマスター(大型輸送機)
個人的には、3種類のエアーフォースが見られるので、断然、日曜日がオススメです。
日曜日の自由席チケットは80AUDくらいですが、サーキット近辺を飛行機は飛んでいるので、サーキットの中に入らなくても、アルバートパーク近郊で見ることができます。
F1オーストラリアGPの航空ショーは3つ
Roulettes の曲芸飛行が美しい
木〜日の4日間、毎日行われるのが、ルーレットチームによるアクロバット飛行。
Pilatus PC-9/Aというプロペラ機、空軍の初等練習機なんですね。
青空に6機のプロペラ機が映える!!
6機が描く、きれいな三角形♡
空中交差と、飛行機雲がまた美しい♡
F/A18ホーネット 爆音が街中響き渡る
土日だけ見られる戦闘機のショー。F/A18ホーネットは、マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社が開発した戦闘攻撃機。この迫力はすごかったです。
なんといってもその音。間近で聞くF1マシンの音よりも大きい。
エアフォースショー凄かった‼️もうすぐ予選です🏁 pic.twitter.com/2W0fmwfL8y
— LUNEルンヌ@NYが待ち遠しい (@lune_trip) 2018年3月24日
目の前を横切る戦闘機に、もう、大興奮です!!!
日曜日は、決勝直前にメインスタンドを横切るように飛んで、これまたすごい音。
最後の去り方がまたすごかった。
ロケットのように、真上に、垂直に、ずんずん上がっていって、最後に見えなくなる。
ずんずん上がっている間、「あー、これで基地に帰るんだな。さようなら」って、何だか今日の大イベントが終わってしまったかのような寂しさを覚えました。(この後、決勝があるんだけど)
iPhoneでも撮影しましたが、光がチラチラ上にあがっていっているだけにしか見えなかったのがショック。これはぜったい現地で見るべきです。
C-17グローブマスター デカさに圧倒
ドライバーズパレードで「ライコネーン!!」「フェルナンドー!!」って手を振っている途中に、大空を覆うデカイものが横切った。
で、でかいっ
C-17グローブマスター、オーストラリア空軍が保有している大型輸送機だ。
日曜日の決勝の日だけ見ることができるC-17グローブマスター。さっきまでF/A18ホーネットを見ていたからか、なんともゆっくり、雄大な、飛行船のように感じる。
あまりのでかさに、ただただデカイのか、低空飛行で近いのか、よくわからないけどスゴイ。
何年か前は、カンタスの旅客機が飛んできたらしい。これも見たかったなあ。
航空ショーを見ることができるF1グランプリは?
開幕戦のオーストラリアGP以外にも航空ショーが見られるF1グランプリはあるはず。ということで調べてみました。
Round2 バーレーンGP
中東のバーレーン王国で行われるF1グランプリ。冠スポンサーが国営航空会社ガルフ・エアーとだけあって、さすがです、B787-8の旅客機が飛んできたようです。
(motersports.com/F1/photoより画像を拝借)
タイムスケジュールでは、決勝の日のみ
17:58-17:59 Gulf Air Fly Past
と書かれていたので、一瞬通り過ぎるだけですね。
Round9 オーストリアGP
ヨーロッパのオーストリアで行われるF1グランプリ。もともとA1リンクと呼ばれていたサーキットが一時期F1開催中止となったが、レッドブルのオーナーの投資によって再建され、名称を「レッドブル・リンク」と改めた上で、2014年よりF1も復活している。
レッドブルの資本が入っているだけあって、航空ショーも、もちろんあるようです。
(F1速報 f1sokuho.mopita.comより画像を拝借。2016年)
タイムスケジュールでは、決勝の日のみ
13:05-13:25 Flying Bulls (air show)
と書かれていますので、20分間じっくり楽しめそうですね。
Round10 イギリスGP
イギリスのシルバーストーン・サーキットで行われるF1グランプリ。こちらも、イギリス空軍のアクロバットチームであるレッドアローズの航空ショーがあるようです。
特徴は、赤白青のスモーク。9機による編隊がすごい。
(ESPN F1 espnf1.com/f1/ より画像を拝借。2017年)
タイムスケジュールでは、決勝の日のレース直前(13分前)
12:47 Red Arrows fly past
と書かれていますので、目の前を横切るだけでしょうか。
Round14 イタリアGP
過去にどこかで色とりどりのスモークが出ている航空ショーを見たことがある。よくよく思い出してみると、15年前のモンツァ・サーキットでした。
(AUTOSPORT autosport.com/f1より画像を拝借。2017年)
タイムスケジュールでは、決勝の日のレース直前(13分前)
13:47 FRECCE TRICOLORI
と書かれていますので、目の前を横切るだけでしょうか。(15年前、さすがに覚えてません)
Round17 日本GP
2017年の鈴鹿GPでは、F15戦闘機4機がきて、F1を盛り上げる予定でした。が、突然の中止。
F1日本グランプリ:航空自衛隊機 F-15Jの展示飛行は中止 【 F1-Gate.com 】
2018年は30回目の鈴鹿F1グランプリ。ぜひとも、航空ショーでF1を盛り上げてほしいものです。
Round21 アブダビGP
アラブ首長国連邦(UAE)のヤス・マリーナシルバーストーン・サーキットで行われるF1グランプリ。冠スポンサーをエティハド航空が務めており、こちらも、UAE国旗をイメージした飛行機雲の航空ショーがあるようです。
(ESPN F1 espnf1.com/f1/ より画像を拝借。2017年)
タイムスケジュールでは、決勝の日のレース直前(13分前)
16:47 Etihad fly past & Aerobatic display
と書かれています。
ブログ情報によると、予選前にもこのような航空ショーが催されているみたいなんですよね。
『F1アブダビGP観戦・2~3日目(フェラーリワールド・F1観戦)』アブダビ(アラブ首長国連邦)の旅行記・ブログ by みゅーいちさん【フォートラベル】
決勝日には、スケジュールにも書かれているように、エティハド航空のジェット機もやってくるようです。さすが、冠スポンサー!
『F1アブダビGP観戦・4日目(エミレーツモール・F1決勝)』アブダビ(アラブ首長国連邦)の旅行記・ブログ by みゅーいちさん【フォートラベル】
エティハド航空のジェット機には、F1アブダビGP特別塗装機なるものがあるらしく、なんと成田空港にも飛んできたことがあるとか。うわ〜、かっこいい☆
(画像は下記サイトより拝借)
エティハド航空 エアバスA340-600 A6-EHJ F1アブダビグランプリ特別塗装機 ~12月20日 成田空港~ : ぱんこの撮影日記 ~本館~
いかがでしたでしょうか。
メルボルンで開催されるF1オーストラリアGP。開幕戦だけあって、航空ショーも豪華です。
飛行機を見る。これだけでもF1グランプリ、楽しめそうですね。