2016SFC修行

【SFC修行 第6回-5】シンガポール チャンギ空港でSIM購入

iPhoneのSIMロック解除と、シンガポールでの現地SIM購入方法についてご紹介します。

海外旅行でインターネットを使う方法

海外旅行でインターネットに繋ぐ方法はいくつかあります。

  1. 国際ローミング
  2. 現地のWiFiスポットを探す
  3. WiFiルータを持っていく
  4. 現地でSIMを購入する

ソフトバンクのiPhone(日本で購入したソフトバンク専用端末)で、シンガポールに2日間滞在した場合を想定してみます。

1. 国際ローミング

ソフトバンクには、海外パケット定額サービスというのがあります。
申込みは不要ですが、現地にて、定額対象事業者の設定が必要です。
(これをしないと高額になります💦)

1日最高2,980円(ソフトバンク)
現地2日間で約6,000円です。
(ただし日本時間の1日を基準に計算)

2. 現地のWiFiスポットを探す

シンガポールでは政府が無料WiFi「Wireless@SG」を提供してくれているようです。
電波が悪いところもありますが、最大通信速度は2Mbpsで、メール送受信、インターネット、youtubeの動画閲覧は問題ないそうです。

3. WiFiルータを持っていく

日本の出発空港で、海外WiFi用のルータを借りることができます。
例えば、グローバルWiFiで、シンガポール用のものを借りる場合、
安いもので3G用 1日670円(割引後)です。

現地の期間ではなく、出発日から帰国日まで費用がかかるので、
670円×4日+受取手数料500円+税=3,220円
になります。

手持ちのスマホの設定を変えなくても、旅行先の空港到着後からすぐに使用できるのがメリットです。

以前、NYに行った時に使用しました。
ネットワークが不安定になることがあったのと、バッテリーの消耗が早いのが難点でしたが、
SIMロック解除できないスマホを持っている方には便利かと思います。

4. 現地でSIMを購入する

SIMフリー端末を持っている方は、これが一番リーズナブルで便利です。

SIMフリー端末でなくても、
iPhone 6SとiPhone 6S Plusは、2016年3月からSIMロック解除が可能になってます。

私はチャンギ空港でSIMを購入し、iPhoneで使用しました。

この後、詳しく紹介しますが、
SIMは15ドル(約1,200円)でした。

iPhoneのSIMロック解除は2ステップ。自宅で無料でできる(ソフトバンクの場合)

ソフトバンクのiPhone 6Sについての方法を記載します。
日本で行うべき、SIMロック解除手続きは2ステップです。
これをしておくと、後は現地でSIMを差すだけです。

1. ソフトバンクのSIM解除手続き(契約変更)

MySoftbankの「契約確認・変更」ページのお手続き一覧「SIMロック解除対象機種の手続き」にて、
製造番号(IMEI番号)を入力する

IMEI番号は、iPhoneの設定>一般>情報 から確認できます。

ソフトバンクでは、購入日より181日以降の場合に受付可能となっているので、ご注意ください。

2. 端末のアクティベーション(ロック解除)

WiFiで通信可能な環境で、購入時と異なる通信業者のSIM(ソフトバンク端末の場合は、ドコモやauなど)を差す

Apple IDとパスワード入力が完了したら、
左上にその新たなキャリア(この場合は、docomo やau)の文字が見えるようになります。
これで、ロック解除成功です。

他キャリアのSIMがない場合は、一旦データを消去し、バックアップから復元することで対応可能です。

ですが、復元後の設定など面倒なので、
できるだけ、あらゆるツテを使ってでも、他キャリアのSIMを用意した方がいいでしょう。

チャンギ空港でSIM購入。SIM挿入だけで使用可能

チャンギ空港で買えるSIMはいくつかあります。

私が買ったのは、
SingTel のhi! Tourist SIM
です。

チャンギ空港で買ったSIMカード

5日間 4GB 15ドル(約1200円)
10日間 14GB 30ドル(約2400円)
の2つのプランがあります。

日数に対しての容量は十分にありますので、
(日本で通信制限がかかるのが、7GB/1ヶ月)
必要な日数で選べばよいでしょう。

SingTelのTourist SIMの良いところは、

  • 空港で24時間購入できる
  • SIM挿入後すぐ使用できる

です。

SingtelのSIMは、
「RHB Bank Exchange Counters」
という両替所で購入できます。

ANA便の場合、
到着ロビー出たところから左、
タクシー乗り場に向かって歩いていくと、
左手にあります。

SingTel には、2種類のSIMがあるので気をつけて。

  • hi! SIM Cards(赤)
  • hi! Tourist SIM(白)

前者の方では、SIM挿入後、SMSで契約プランのやりとりをする必要があり、敷居が高いです。

「SIMフリー」と「SIMロック解除」の違い

SIMロック: スマホなどの端末が特定のSIMだけ使える状態

SIMフリー: 最初からSIMロックがされていない状態

SIMロック解除: 最初使えなかったキャリアを使えるようにする、ロックを外す行為

私の知り合いで、「SIMフリー」と「SIMロック解除」の言葉の使い方の間違えにより、SIMフリー端末購入8万円ものお金がかかった例があります。

本当はSIMロック解除をしたかったのですが、
ソフトバンクにて「SIMフリーにしたい」と言ったそうです。

本当なら無料でSIMロック解除できるはずなのに、ソフトバンクからは「Appleに行ってください」と言われます。

そして、Appleにて「SIMフリーにしたい」と言うと、お高いSIMフリー端末を提示され、言われるがまま購入することになりました。

ソフトバンクなどの各キャリア窓口で購入することができるのは、
「SIMロック」(状態)端末であり、
条件により「SIMロック解除」(行為)ができます。

一方、キャリアでないAppleだからこそ購入できるのが「SIMフリー」(状態)端末です。

ややこしいですね〜。

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